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葉酸サプリの正しい販促とは

最終更新: 2019年4月10日


葉酸と妊活を結びつけて販売する広告をよく見かけます。

かつて葉酸サプリの広告相談を受けたことがあるのですが、事業者は何故か葉酸と妊娠を結びつけることが前提で広告を構成しています。国が葉酸を推奨している理由を正しく捉えているのでしょうか?


今回は葉酸サプリの「正しい」販促について考えてみたいと思います。


そもそも妊活と葉酸は関係があるのでしょうか?答えはノーです。葉酸と妊娠の因果関係はありません。


妊婦の葉酸不足による新生児の神経間閉鎖障害の件数は毎年上昇しており、国は若い女性の葉酸不足を改善するために摂取を推奨しています。葉酸不足は妊娠に気がついてからではすでに遅く、もっと早い時期から摂ってほしい栄養素なのです。


現在は、妊娠にまだ気がついていない妊娠初期に葉酸が足りていないことが問題になっており、そして、その若い女性たちに葉酸が不足しているのが現状です。葉酸摂取を推奨したい対象は「中高生くらいの将来、新しい生命を育むであろう女性たち」です。葉酸をしっかり摂取し「将来に備える」ことが求められているのです。


葉酸を容易に摂取できるように「少女たち」に葉酸サプリを勧めることは大いに意義のあることと考えます。


注意しなければならないのは、妊活をしている方々の中には不妊治療をしている方も多く含まれるということです。わらをもすがる思いで治療をする方々もいる中で、何の根拠もない「葉酸」の摂取を促し妊娠に期待を抱かせるサプリ広告について、消費者が「【妊活】と広告がなければ買わなかった」とするならば、それは「著しい誤認」をさせたことになり、健康増進法の広告規制抵触の疑いが出てきます。また、葉酸=妊活と、言い過ぎてしまうと虚偽誇大広告になりかねないので注意が必要です。


「10代からの準備 葉酸サプリ」、「若い女子!早め早めの葉酸サプリ」のコピーなんかいいじゃないですか?