全国に緊急事態宣言が ~令和の試練~

最終更新: 5月10日



新型コロナウイルスとの闘い、また新たな局面を迎えました。4.16に全都道府県に緊急事態宣言が出されました。5.6までの大型連休を見据え、地方への移動を抑えてウイルスを封じ込める作戦のようです。10日前に7都府県に出された緊急事態宣言の効果があまり得られなかったことが主な理由のようです。筆者は今回の5.6までの緊急事態宣言の成果が今後に実を結ぶとは到底考えられません。筆者は国が経済活動を維持しながらコロナと対峙するという方針に「二兎追うもの一兎を得ず」を想起します。コロナの正体はまだ解明されていない上、治療薬もなく全く楽観視できない状況です。政府は緊急経済対策(1人10万円配布)を決めましたが、今以上に国民に対しもっとわかりやすい積極的な提案が必要と思います。

筆者が感じることですが、新型コロナウイルス専門家会議の先生方はもう少し毅然と主導権をもち発言なさってもよいのではないでしょうか。総理大臣をはじめ各大臣はみなコロナには素人なのですから。しかし、純粋な研究成果を解析する中、政府から「経済活動を維持しながらのコロナ対策」が至上命令であったのならば話は別と思います。

4.7の緊急事態宣言は、小出しにチビチビやっても効果がないことは専門家会議の先生方が最も懸念されたのではないでしょうか。挙句、クラスター対策班の先生はお疲れの様子で(巣ごもりを頑張っている国民に向けたメッセージはなく)唐突に「何もしないなら死者42万人、重症者85万人」と恐ろしいデータを公表しました。筆者なりの解釈ですが、このデータは「今のままならいずれこうなる。今は何もしていないのと同じだから。」あるいは「今は接触8割減には程遠い。もっと、家に居ないと、こうなる。」、「勝負はこれからだ。」ではないでしょうか。「コロナ疲れ」などと言い出すマスコミや未だに国民の危機意識の低さへの警鐘とも受け取れます。

専門家会議が接触8割減で終息見込みありとデータで示すも、ある政府の要人は無責任に「できっこない」とさじを投げる有様です。では、どうすれば国民の命は守られるのか、その議論や経過が筆者にはまるで見えてきません。毎日見るのは、かまびすしい情報番組の不毛な議論と更新される罹患者・死者数、閑散とした都心と裏腹に賑わう食料品を扱う商店街の様子。重症患者を受入れる医療機関のひっ迫ももはや待ったなしの時です。


これは筆者の思いですが、クルーズ船で感染者を1名も出さなかった自衛隊の専門家集団の出動をお願いできないでしょうか。医療従事者の不十分な防護装備で、その隙間から感染してしまい医療機関は機能を停止しているように見えます。各医療機関の物資不足は深刻で、集めた簡易雨ガッパ等で防護服の代用を考えていますが、無謀としか言いようがありません。医療機関が自助努力で資材を揃えるには限界を感じます。一方、訓練を受けた自衛隊の防護服の密閉度は完璧です。このフル装備でコロナに立ち向かったからこそクルーズ船に延4900名の隊員を46日間勤務させても無症で帰還させることができたのだと思います。これは大変な実績です。今こそ自衛隊に災害時と同じように医療崩壊や集団感染の危機から国民と医療従事者を救ってほしいと思います。

専門外と前置きしながらも「あと1年はかかると思った方がいい」と言い切る山中伸弥教授のように、経済状態や来年の東京五輪などに惑わされず、専門家会議のご提案を期待するばかりです。しかし、もしも政治的な中途半端な介入があるならば、今の日本の悲劇はしばらく続くように思えてなりません。経済状況と人命、優先するは人命。


「新型コロナウイルス」未だかつてないほど本当に恐ろしいウイルスです。

(以上は、外出自粛して3週間の筆者の個人的な意見です。)



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