マスク特需の時代 ~手作りマスク考~

最終更新: 7月8日



筆者は九州の片田舎の高校出身ですが、母校の関東支部同窓会に気のおけない同級生が男女合わせて10人ほどおりまして、SNSのグループラインでつながっています。約50年も前からの仲間たちです。中には九州へ戻った人もいます。その友人のひとりから、先日嬉しいプレゼントが届きました。それは手作りのマスクです。「東京はマスクをしないと白い目で見られるらしいから、使ってください。」と、心あたたまるメッセージ。お母さまの着物をリメイクしたという正絹の美しいマスクです。家族の分まで入っていました。本当にありがたく、一生大切にしようと思います。

さて、最近よく耳にする「夏用マスク」ですが、マスク着用に違和感のない日本人には必需品になる気配です。一般的にマスクは冬から春にかけて風邪や花粉の時期に使用しますが、コロナ禍対策の新しい生活様式は常にマスクの着用を呼びかけています。しかし、厚生労働省と環境省は5.26に「※熱中症予防行動」を公表し、気温の上昇と共に顔面の放熱を妨げるマスク使用の注意喚起を始めました。さらに今夏の気象予報は、例年の亜熱帯化したような猛暑をしのぐ暑さだそうです。この夏、熱中症予防を意識しながらマスクに慣れていかなければなりません。考えただけで汗が出そうです。安倍総理が全戸配布を打ち出した2枚の「布マスク」は我が家にも届きましたが、窒息しそうなくらい分厚いもので、夏には厳しく冬に使うことにします。市中ではノーマスクは嫌がられる昨今、十分に距離を保てばノーマスクOKだそうです。常識的にわかっていても、その判断は人それぞれです。唾液の飛沫やエアロゾルは脅威ですし、防ぎたいものです。

筆者は、夏用マスクを求めて戸惑っています。大手衣料メーカーが生産を打ち出したマスクは下着素材で通気性、速乾性に優れ、もちろん洗濯が可能です。しかし、ある電気メーカーや有名スポーツ用品会社がマスクを製造販売したとたん即日完売になったように、また入手困難になるのでしょうか。全世界が求めてファッションやトレンドから高価なブランド物マスクも現れそうな勢いですが、普通に冬にも夏にも誰もが手軽に入手できるのは少し先になるのでしょうか。新しい生活様式はウィズコロナとなって、暑くても快適な夏用マスクの普及は喫緊の課題といえそうです。

あなどれないマスク特需を商機ととらえて新しい経済の一翼を担うか「日本製マスク」。

たかがマスク、されどマスクは、使い捨てから毎日洗濯して使う日用生活品となり、新時代を迎えようとしていると考えるのは少し大げさでしょうか。

※「令和2年度の熱中症予防行動の留意点」(厚生労働省、環境省)

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000635190.pdf

Copyright (C) 田村食品広告コンサルティング All rights reserved

田村食品広告コンサルティング 

〒167-0033 東京都杉並区清水3-11-3

TEL 03-6339-8177