コロナ禍の行動変容 ~令和の試練3~

最終更新: 2日前



新型コロナウイルスがなかなかシッポを出さないものですから、政府は外出自粛の客観的な根拠を示せないまま自粛期限を5.7から延期にしました。

政府は専門家会議に議論を丸投げして、最終的な判断を政府が下した等の報道を耳にし、筆者は何か釈然としない、モヤモヤ感が覆った状態です。逆に世界の緊急事態の緩和も早計のようで危うさを感じます。

ステイホーム!を連呼され、「行動変容」は今や常識となったワードです。筆者の保健指導の経験上ですが、この行動変容は一朝一夕にできるものではありません。そもそも、行動は「生活習慣」であり、長い時間をかけて身についたものです。身体に悪い習慣は生活習慣病(※動脈硬化症、糖尿病、高血圧症、脂質異常症など)となり現れます。この生活習慣を変える行動変容には個人の価値観を根こそぎ引っこ抜くほどの強い「動機」がなければ実現しません。動機が着実であれば行動変容は徐々にいい方向に向かいます。

コロナ禍によって国民に示された「行動変容」は3密(密閉・密集・密接)等を避けることです。新型コロナウイルスがその「動機」となりますが、目に見えない脅威に国民はうまく対応しているでしょうか。最近の街中の様子は「密」が続いているように見えます。政府から新しい生活様式の指針も出ましたが、無症状感染者の対応も不確実で先行きが不安でなりません。今後、潜んだコロナが猛威を振るう懸念も十分にありますが、その責任は国民に問うべきではないと考えます。今の時点で国民の行動変容は未完のままだからです。

では、行動変容はどうすればよいのでしょうか。これは、私たち国民だけではなく、政府が政治的「行動変容」を示すことではないかと思います。コロナ禍は未だかつて経験したことのない世界的な大惨事です。政府もメリハリをつけて対外的にも大胆かつ迅速な政治的決断を打ち出し、出口戦略を示してほしいものです。3密を工夫してこの苦境の中、歯を食いしばって頑張っているすべての国民の痛みを感じ取り、それが政府の行動変容を促す大きな「動機」となれば、着実に成果は期待できると考えます。政府には諸外国と連携し強いリーダシップを願わずにはいられません。

私たち国民も油断を排し、コロナ禍を正しく受け入れ、正しく恐れて、社会的脅威を共有し、賢明に地道に行動変容を成し遂げ、他者と協調し、自らの命は自分で守るしかありません。 以上は、筆者の個人的な意見です。

※生活習慣病:厚生労働省HPより

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